シフォンケーキが出来るまで

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おはようございます。
毎日暑いですね。

シフォンケーキができるまでのプロセスです。

私も半世紀を過ぎる年になりますと、
どうしてシフォンケーキを焼くようになったのか、と
時々考えることがあります。

子供が小さかったころ、たまたま友達の家でごちそうになった
シフォンケーキに感動したことを思い出します。
レシピを教えてもらい、うれしくて帰ってきました。

お母さんすごいでしょ、なんて言いながら
子供たちの喜ぶ顔が見たかったからです。

シフォン型を用意したり、材料を用意したり、
そこには、出来上がるのを楽しみにして待っていてくれる
子供たちの待ち遠しい顔がありました。

最初は、まあまあうまく焼くことができ、
子供たちは とても喜んでくれました。
これが、シフォンケーキを焼き始まったきっかけです。

結婚して11年目に、恵比寿という飲食店を
主人と共にオープンします。

10年過ぎたころでしょうか。
とある日、主人がシフォンケーキ焼いてみたら、といいます。
簡単だよ、なんて私。

最初は、家庭用のオーブンとハンドミキサーです。
家庭用オーブンは、温度も一定だし、いい感じの焼き上がりでした。
しかし主人からは、油臭いと言われてしまいました。

見た目はとてもよく焼けています。
なぜ、油臭いか、わからないため、たくさんの
レシピ本を見たり、作り方の注意点なんて書かれている
本を端から端まで読んでいました。

来る日も来る日も、毎日焼きます。
焼いたケーキは、サービスで用意して
お客様に味を見てもらいます。

美味しいよ、と言っていただくのですが
なかなか、買っていきたいとまでは
言っていただけませんでした。

乳化がよくできていなかったんだと、ようやく
分かってきたころ、やっと、主人から販売して大丈夫と
許可が出ました。
毎日焼くようになって、1年が過ぎていました。

                次回に続く

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