シフォンケーキの美味しさの秘密・・・・・
それは、材料をこだわっていることです。
できるだけ国産の物を使い、添加物も最小限のものを
使っているという事です。
初めのころはシフォンケーキが、形よく出来上がっていくことが
うれしかったものです。
分量は、市販のレシピを見ながら作るのですが、だんだん
慣れてきますと、もう少し美味しくできないものかと
考えるようになりました。
まず甘さから、親方に「グラニュー糖あと10g増やして。」
と、明確に数字で言われます。
10g増やしたシフォンは、食べると以前よりおいしくなっていました。
親方の舌に驚きです。
もちろん、材料もこだわります。
初めは外麦のスーパーバイオレットを使っていました。
これを 北海道産のファリーヌ(きたほなみ)に変えました。
国産小麦は、防腐剤などの心配もなく安心して使えます。
ただ、水分が多くなるため、焼くときに、水分調整が必要になってきます。
あるとき、これ使ってみて、と全粉乳をいただきました。
初めは、使いかたがわからずにいました。
分かっていたのは、全粉乳10gに対して、70CCの湯で溶くと牛乳になることです。
シフォンを焼くとき牛乳を使うと、美味しくなるのはわかっていました。
そこで、牛乳の代わりに全粉乳を使ってみることにしました。
全粉乳を湯で溶いて、ブランデーを入れます。
シフォンが、コクが出て一段と美味しくなってきました。
もう少し、コクを出すには、という事で、水は一切使わず、
全粉乳をブランデーで溶いて使ってみました。
焼きあがったケーキを食べると、思わず「美味しい」と言葉が出ていました
これが現在販売をしているシフォンケーキです。